GSウルトラルール/第3回うみオフレポ&使用構築/ディアグラマンダ
ゼルネアスだ!!!
※宮島にて撮影
うみオフとは
3月9日広島で開催されたWCSウルトラルールのポケモン対戦オフ。
ちょうど休みだったので観光もかねて行ってきました。
構築経緯
メガとZを使わずに強いゲンシカイキのどちらかは入れたい
→ゼルネオーガレックに強く、物理特殊どちらからも責められるグラードンに決定
グラードンならHA(C)振りのトリルで使いたい
→トリル役としてかみ砕くレック、イベル、ガエンに弱いルナは出したくない
→オーガレックネクロに強く悪に倒されないディアルガを採用
しかし、2体とも90族とそこそこSがあり、一般枠にトリル下で上を取られたり同速勝負がキツイ
→追い風サポートとしてエルフーン、非トリルかつ催眠対策要員としてカプ・コケコを採用。
それと、前回の反省点として、選出できるメガ枠、グラのサポート、オーガ処理の円滑化、トリルエースの追加が必要となっていたので、
ヤミラミが重力、イカサマでトリル下のグラのサポートと火力を出し、マンダが追い風や高火力の物理攻撃でオーガ処理を進める役割を担う。
これで6体が完成!大会6時間前
パーティ
個別紹介
性格:ひかえめ @ドラゴンZ
努力値:252-0-0-236-20-0
調整:HD:臆病ルナアーラの専用Z確定耐え、C:H振りディアルガをZで確定1発
参考ダメ:無振りゲンシオーガに78~93%、H振りには66~78%、メガレックの守るに対して56~67%
今構築のトリル役。耐性が優秀で、環境に多く見られるオーガレックに強い。エースのグラードンが断崖をメインに使う以上、浮いている相手は手早く確実に倒したいので時の咆哮Zを採用した。普通にZなしで打つこともあったが、相手が倒せられれば反動もそこまで気にしない。
他のポケモンが追い風を使える以上、トリルを確実に貼る必要が少ないので、挑発が痛くなく、集中攻撃には無理なく守ることができた。
実は大会開始直前にルナアーラZどうすんの?!と思い急遽D振りして臨んだ。試合には影響はなかった(相手のルナが控えめだったため)(ダメだった)。
性格:ゆうかん @べにいろのたま
技:だんがいのつるぎ、ほのおのパンチ、ふんか、まもる
調整:S:追い風下で130族抜き。
参考ダメ:無振りランドにW噴火が高乱数1発(87%)、W断崖の剣が無振りUネクロに64~76%、無振りオーガにも同等(67~78%)
トリルエース兼追い風下エース。
タイプ一致の断崖と炎拳は確定として、威嚇(ランドガエン)が飛んでくることを予想してせっかく上がったCを生かすためにも噴火を覚えさせた。
後述するエルフーンの脱出先やコケコのボルチェン先でS操作が利いている状態で繰り出して圧力をかける。(特にHB)耐久が高いので1発くらいは何とかなる。
努力値はできる限りHAに振ったが、大会後に無振りランドが噴火で確定で倒せないと気づいたのでCに少し振ってもいいかもしれない。
断崖は信じれば当たる。
性格:せっかち @ボーマンダナイト
努力値:4-228-0-52-4-220
調整:C:無振りメガレックを確定1発、S:最速メガレック抜き
参考ダメ:無振りゲンシオーガに捨て身が81~97%、無振りゼルネに68~80%、流星がH振りグラに47~56%
鉢巻地震レックとランドとゲングラを対策して入ったメガ枠その1。
エルフーンだけでは追い風はともかくパーティの全体的な火力として心もとないのとディアグラへの集中攻撃を避けるため追い風を採用した火力要員となった。
レックには上から流星群、ランドグラは威嚇で弱体化、その2体からは有効打がないので殴り勝つこともできる。追い風は当初エルフーンに任せる方針でいたが、パーティ内の総合火力が減少してディアグラへの負担が増えることを考慮して一応追い風を採用した。
ついでに初手でテテフのスカーフ判別ができるのがえらすぎた(非メガ時S162)
性格:おくびょう @だっしゅつボタン
努力値:252-0-0-4-0-252
技:おいかぜ、しぜんのちから、まもる、うそなき
調整:思いつかなかった。
追い風を確実に貼れるサポート役としての採用、だが大会を通じて最も改善の余地ありと思った枠。
アンコールや甘えるで相手を妨害するより、追い風orトリルの時間を活かしたいので先制技(自然の力)とウソ泣きでとにかく相手を早く倒せるような技構成にしたが、脱出ボタンの関係上、守るを入れかつ使わなければならないのが痛い。パーティのコンセプトが相手に応じて2種類のS操作で有利状況を作り出すことにあり、初手にディアルガ+追い風要員を並べる必要があるので相手の初手猫だましに対応できなくなるからだ。猫だましの方向を読み間違えれば片方が大きく削られ、両守るでも追い風やジオコンを許す危険がある。
↑要はエルフーン自体は優秀だが初手で出したいのに出しにくい型となってしまってマンダの劣化のような感覚に陥った。
かといって脱出ボタンがないと隣が集中されかねないしなあ…
性格:なまいき @ヤミラミナイト
調整:何基準にしたらいいか逆に教えてほしい
トリルエースその2かつメガ枠。
バクーダやクチートなど他のトリルエースメガ枠と比べ、天候に左右されず、威嚇が痛くない、かつ重力が使える(←重要)ということで入ってきた。パーティ単位で重いルナアーラに有効打があるのも大きい。
ディアグラで削り切れなかった相手を倒したいので主に後発。先発だとトリルを貼ってもパワー不足で粘られる可能性がある。
S操作展開サポート用の猫だましと守る対策のフェイントを入れたがここら辺はほかの技でもいい気がする。サイチェンや守るふういん、バクアなど。
ボーマンダと選出が被ることは考えてなかったのでメガ石を持たせたが、仲間大会で1回催眠を反射した以外特性も耐久も気にならなかったので、ロゼルや脱出ボタンを持たせてもよかったと思う。
カプ・コケコ
性格:おくびょう @こだわりメガネ
努力値:4-0-0-252-0-252
技:10まんボルト、マジカルシャイン、ボルトチェンジ、エレキネット
調整:今度こそ最速。
今回はSに252をしっかり振ったコケコ。だが同速勝負自体が少なかった。
試合序盤の火力要員、催眠対策、S操作を担うポケモン。Zはディアルガに持たせていて、すぐに倒される(ことがトリルで望まれる)ので火力重視のメガネ型にした。
ウルトラのコケコはZかタスキが多く、オーガレックの守るや交代を誘発できてアドが大きかった。
選出
基本
表+or
裏+@1
相手に催眠技持ちがいる場合
表or+
裏+@1
相手に合わせて初手から追い風orトリルで有利状況を作って後でトリル→追い風にスイッチしたり しなかったりする流れで行きます。
予選の予選(?)
予選グループ分けのため、事前テストの「ポケもんだい」。
何が出るのか知らないが、トゲデマル知識だけは詰め込んできたぜ…
実際の問題で出たのはポケモン名や対戦の基礎知識、技の仕様、ポケモンしりとりの3つ。ホウオウの体重を考えたり、「鋼鉄の間ってあったっけ…」と考えたり、ハリボーグの存在を忘れたりしていました。
トゲデマルは一切出てきませんでした。
結果:テストで1位(92点)。
やった!!!
(いや場合によっては強い人とガンガン当たるんだが今回はなくてよかった)
予選
全5試合。
1戦目
オーガレック。BV残ってないけどディアルガがかなり通ってた気がする。勝利。
2戦目
ウルネクレック。てかそれよりテテフアギルがつらすぎた。何とかうまくアギルダーを処理して勝利。
3戦目
オーガレック。偶然(?)にも相手Zを透かして微妙な空気になるもディアグラで押し切って勝利。
4戦目
ルナゼルネ。ルナと取り巻きのランドルカリオを見てめちゃ焦る(重すぎる)。処理しきれずプレミもしまくって敗北。
5戦目
グラレック。壁コケコに翻弄されたが、コケコ以外をグラを温存しつつ倒し勝利。
グラレックの組み合わせは初めて見たが、確かにレックが弱い鋼妖にグラが強いのでオーガ対策を入れればかなり通りそう。
結果4勝1敗、oppo差で2位通過。決勝トナメへ進出。この時点で緊張で心臓が飛び出そうだった…
決勝トナメ
準々決勝
オーガレック。レックに剣舞されて焦ったがうまくトリルを貼りフェイント+攻撃で処理できて勝利。
準決勝
オーガレック。相手のパーティにオドシシがいてだいぶ焦ったが、コケコのマジシャンでうまく削れたのがつながって勝利。
決勝
予選で負けたルナゼルネ構築。(うみオフさんのtwitterにキャスURLが載ってる)
BO3で初戦はトリルグラードンを通し勝てたものの2戦目はルナアーラZにボコされて負け。予選でランドがジメンZだと知っていたので無警戒だった…
3戦目はうまくランドをかわしつつ追い風で上からディアマンダで押し切って勝利。第三回うみオフで優勝することができた。
ちなみにキャスの最後にこご風どうのこうの言ってますが勝利の反動でテンパってるので意味不明なことを言ってます(S-1でもメガマンダとディアルガのS順は変わらない)。
大会が終わり、事前テスト&対戦優勝の景品をいただきました!!!
雑感
大会を通して有利が取りやすいオーガレックが多く、苦手なルナアーラグラードンが少なかったのが有利に働いたと思われる。
ただ気になったのは、
・エルフとマンダの役割が被る
・ルナアーラが重い←悪かCダウン系が必要
・地面が通り過ぎてる(グラランド)
って感じでしょうか。
おわりに
自身初のオフ会で最高の結果を残せて満足でした。しかしそれ以上に大会を通じて様々な知識や経験を得ることができ、今回の参加がとても有意義なものになりました。主催のカイカイさん、おでんさん、ひかりさん、参加者の皆さん、ありがとうございました!