ポケモンUSM/ダブル/サナマロン反省会
何のつもりか
今週末に開かれる、ななすけ杯に使う構築を模索していたところ、主催の好きなポケモンであるハリマロンを使ってパーティを組むことにしました。
当時はきっとハリマロンも使いこなせると思っていた。
構築経緯
ハリマロンの能力を見ていくと…
HP56→普通 攻撃61、特攻48→使う…?
防御65、特防45→タスキでよくない?? 素早さ38→(トリルなら)微妙…
技
がむしゃら→絶対ほしい
撃ち落とす→リザランドサンダー落として10万馬力とかできそう
ファストガード→S微妙だけどどう使おうか?
ミサイルばり、ダブルチョップ→持久力とか怒りとかビビリとかに使えそう
ほえる→君吠えられるの?
草の誓い→がむしゃらあるから使わなさそう
怒りの前歯、痛み分け→S振ったら使いそう
(威張るを覚えたらマイペースバンバドロと合わせたかった...)
まず、全国ダブルレートで扱うにはBD数値が足りないので気合のタスキを持たせることにした。その時多くの場合はレベルが高いことで得られるメリットは攻撃性能+素早さということになる一方でACSもまた低いので低レベルにしてがむしゃらを打っていた方が強いという結論に至る。
低レベルで使用するにあたって上記の中から覚えさせたい技は、
がむしゃら→HP削り
悩みのタネ→味方の催眠対策。自身に胞子は効かない
ファストガード→トリル下で猫だまししてくる悪を防ぎたい
あと一つは低レベル同士の戦い(誹謗中傷ではない)に勝つためにミサイルばりにしようかと。
このハリマロンの仕事としては、催眠対策、攻撃(トリル下)、某猫の妨害という点から、レヒレとバレルじゃないか?と思われた。
+ ≦
Q.E.D ~証明終了~
そしてその取り巻きを考えた時、レヒレ(←トリルで動かす)とバレルがいるような構築ならハリマロンが活躍できると思い、サナガエンに組み込むことにした。
トリルをサーナイトが、S操作サポートをガオガエンが担当し、残る3枠で雨やグロス軸、トリル後の切り替えし性能を考えた結果、サンダー、カントーキュウコン、ジャラランガが採用された。
余談だが、ハリマロン特有の生かし方を考えていた時にリリーラとかテッシードとかスバメとかがめっちゃ邪魔してきた。
リリーラ→胃液、撃ち落とす覚える最遅
テッシード→タネ、がむしゃらが使える最遅、防御特防高い
スバメ→ファスガ、がむしゃらが使えて地面ゴースト無効
一応、がむしゃら、ファストガード、特性無効にできる最遅のポケモンはハリマロンだけの様子。
パーティ
個別紹介
レべル:16 性格:ゆうかん @きあいのタスキ
努力値:252-252-0-0-0-0 個体値:31-31-0-0-0-0
技:ミサイルばり、がむしゃら、ファストガード、なやみのタネ
調整:S最遅ツンデ-1
レベル1トゲデマルミサイルばりで確定1発、HB極振りの場合乱数6.3%1発
HP最大時のがむしゃらでH振りクレセまでの半分実を不発動
16レベルでの採用になった今構築の主人公。
レベル1ではない理由は2つで、がむしゃらは相手の半分実を発動させてしまい味方の攻撃で倒しきれないのでHPを上げる必要があること、ミサイルばりが思ったより弱く、レベル1ポケモンを倒しきれない可能性があったことである。
もしレベル1を考慮しないなら、トリル最終ターンに相手の両方守る読みで味方にウドハンを打って退場していいかもしれない。
性格:ひかえめ @サーナイトナイト
努力値:252-0-100-116-20-20
調整:C11n、S準速70族抜き、残り適当
いたって普通のサーナイト。
トリル運用に合わせてS下げても遅いレヒレしか抜けないので、トリル後の追い風に合わせて行動できるようにSは控えめ微振り。
相手の瞑想は栗のがむしゃらで削るので、超技は普段入れているサイコショックではなく威力を重視したサイコキネシスを採用した。
性格:いじっぱり @だっしゅつボタン
努力値:92-252-0-0-0-164
調整:S追い風下で130族抜き
極力早めに引っ込んでもらう黒猫。
もし攻撃されずに居座ってしまっても圧力をかけられるようにAに振り切り、相手のドランを削りつつSが中途半端なサナを必要に応じて遅くできる地ならしを採用した。
性格:ひかえめ @こだわりスカーフ
努力値:4-0-0-252-0-252
技:オーバーヒート、かえんほうしゃ、ソーラービーム、ねっぷう
サナガエン構築で重い雨とグロスを対処するために採用。
やや脆い以外特に言うことはない…
強いて言うなら厳選が面倒だった(雌雄1:3かつSMで性格変更不可)。
サンダー
性格:おくびょう @デンキZ
努力値:172-0-0-252-0-84
技:10まんボルト、めざめるパワー氷、おいかぜ、まもる
調整:S補正なしランドロス抜き
S操作要員その2で、トリルから切り返したり、レヒレサンダーランドに有利に戦えると思い採用。もっと耐久に振るかは諸説。
性格:おくびょう @ジャラランガZ
努力値:4-0-0-252-0-252
雨対策兼トリルからの切り替えし要員の中で制圧力が高そうなので採用した。
気合玉を打つ場面が少なかったので竜の波動と選択になりうる。
選出
基本選出
先発
後発+or
フェアリーの数に応じて選出を変える
初手で猫+トリル、ガエンが脱出ボタンで戻ったらがむしゃら+ハイボで攻める。
マロンが落ちたらラスト1体でトリル終了間際にS操作して上から攻撃していく。
対雨構築
先発
後発
対テテフグロス
先発
後発@1
戦績
3勝6敗...
嗚呼栗也…
反省点として…
・瞑想レヒレの火力やバレルの粉などはトリルでなくても役立つため、トリル運用が前提となるマロンは吠えるや挑発、その他トリルメタに対して使い勝手が悪い
・ハリマロンがレヒレバレルの役割を持つから実質採用枠が増えると思っていたが、レヒレバレルが雨に強かったために結局他のポケモン(ジャラキュウコン)で雨対策をしていて、パーティのバランスが崩れている
・サナの素早さが微妙に高く、トリル下でマロンのがむしゃら→相手の攻撃→サナの攻撃という順番で動くことがあるため、トリル下でもどんどんHPが削られていく
じゃあガチトリル構築にしよう…と組んでみたら見事にハリマロンが抜けてしまったのでハリマロンの考察はいったんストップ。ななすけ杯までに何とか作りたいなぁ…