ポケモンUSM/ダブル/[S17最高1813]迷走構築バンドリマンダ...ワー??
はじめに
ココアです。
7世代ももう終わるということで最後に普通に強い構築を組んでみました。
「迷走」してはいますが
構築経緯
USM期でずっと勝率の悪かったリザードンスタン(コケコリザガエン)に強くしたかったところ、バンドリミロカロスの3体から構築を組み始めた。
メガバンギラスが竜の舞で遂行力を上げつつドリュウズは先制してフェアリーや鋼を狩り、ミロカロスはバンドリの天敵となるランドロスを牽制して凍える風でS操作をして有利盤面を取っていた。
しかし、どうやってもガエンランドが出てきてバンギラスの竜の舞が間に合わなかったり、相手のS操作で簡単に上を取られて有利盤面を作られることが多かった。特にサンダーやクレセリアが厳しい。
+
↑見飽きた並び
この状況ではバンギラスに竜の舞が必要ない効果が薄い)と思い、スカーフを持たせて有利盤面を作られる前に攻撃(してひるませることが)できるようにして、ランドガエン等物理の打点を低下させ、S操作ができて相手に依存しない特殊打点を持つメガボーマンダを採用した。地味に炎技で鋼対策できるのもよし。
この4枠では、構築単位ではガルーラスタンとサナガエンと雨が重いことに気付く。ガルーラスタンではクレセリアがなかなか倒せずS操作を決められて押し切られ、サナガエンはトリックルーム下でサーナイトが倒せず、雨展開は天候の塗り替えがしにくく、ミロカロスだけでは圧力が足りないと感じた。
個別にはドリュウズの地面Zかかちき発動後のミロカロスでしか倒せないシュカヒードランとそもそも防御不利をとるカプ・レヒレとミロカロスの攻撃を無効化するトリトドンが何とも処理しにくかった。
これらの対策をするにあたり、エンペルトとジャローダを採用した。
エンペルトはミロカロス同様相手の威嚇に対するメタ要員だが、トリル後のサーナイトに鋼で弱点を突くことができ、カプ・レヒレやヒードランにも状況次第で有利を取られ、何より先制技(アクアジェット)でS関係上縛られても上がったAを無駄にしない立ち回りができるのが偉い。
ジャローダはタイプ上雨展開に強く、重くなりがちなクレセリアやカプ・レヒレ、トリトドンを起点にリーフストームで能力を積みつつ突破することができる点を評価した。入れてから気づいたが凍える風も効かないしむしろSが上がって有利になる。
残り1枠にはジャラランガをジャラZ後でも倒せるポケモンを探していたところ、優先度+3から猫だましを無視してフェアリー技で攻撃できるキュワワーを採用してパーティが完成。
パーティ
個別紹介
性格:ようき @こだわりスカーフ
努力値:28-252-0-0-0-228
技:いわなだれ、ダメおし、れいとうパンチ、ほえる
調整:S最速110族抜き
技の採用理由
岩雪崩→主力技かつ比較的命中安定技として確定
ダメ押し→悪技は隣に並ぶのがバンギより速いポケモンが多いこと(アクアジェット含む)ので瞬間火力が高い
冷凍パンチ→予期せぬ状況でのランドロスやボーマンダを迅速に処理し、ルールを間違えて乱気流になった時のために有効
ほえる→特にガチトリルや滅びゲンガエンの場合に有効打がなかったため採用
普通のスカーフバンギラス。リザードンガオガエンクレセリアに圧倒的有利なのはもちろん、S110族以下であれば27%で有利状況を作られる。バンドリの並びは瞬発力はあるがS操作されると一気に不利になるため、明確な受け筋が見いだせない以上は先発には出さなかった。
性格:いじっぱり @ハガネZ
努力値:0-252-0-0-140-140
調整:S最速メガバンギ抜き抜き調整抜き、残りAD
技の採用理由
ドリルライナー→パーティのほとんどが浮いていないため、巻き込む可能性のある地震は使いづらかった。地団太は火力が足りない。
アイアンヘッド→安定タイプ一致鋼打点として必須
いわなだれ→選択枠だが剣の舞もステロも輪唱も合わなかった
まもる→大事に使いたいため
カプ・コケコガオガエンに強い普通のドリュウズ。威嚇を入れられてもサーナイトやカプ・ブルルを倒せる無効化されない強力な打点が欲しかったので鋼Zを採用。バンギラスと並べることは多いが、サナガエンには単独で出したこともあった。Sを削っているのでバンドリミラーがしんどい。
性格:おくびょう @ボーマンダナイト
努力:52-0-0-252-0-204
調整:S味方バンギ+1
バンドリの苦手な相手をタイプ相性で受ける役。基本的にはエンペルトを並ばせて先発にしていた。追い風は使いどころこそ少なかったがエンペルトが100族あたりを抜いてアクジェ以外を打てるのが強かったため残した。大文字+アクアブレイクで無振りグロスを落とせるらしい。
Sを削っているため、バンドリマンダミラーが本当にしんどい。
性格:いじっぱり @バンジのみ
努力値:228-188-4-0-52-36
調整:H:4n、追い風下で最速ガブ抜き、アクジェ+ハイボで無振りランド確定
サナガエンレヒレあたりへの対策枠。トリルパに対しては、バクーダはアクジェ、クチートはA+1アクブレ、ツンデツンデは防御有利な点で強い。
ミロカロスと違い、先制技で相手に凍える風を打たせづらくさせられること、鋼タイプでエスパーZクレセにも勝てるところが大きかった。
性格:おくびょう @ウイ
努力値:204-0-4-12-44-244
技:リーフストーム、めざめるパワー炎、しぜんのちから、まもる
調整:無振りリザYをC+2自然の力10万で確定、H振りでも最低83%
H4n、S最速110族抜き
雨対策かつ積み対策。雨にはペリッパートルネロス以外負けず、それらはバンギラスで何とかでき、瞑想したガルレヒレやクレセ、サナにはリフストで処理が間に合う。
今考えたらバンギより速くしてダメ押しを使えるようにした方がよかったかもしれない。
リフストを外しまくったので今度からは広角レンズかミクルの実を持たせたい。
性格:おだやか @ウイのみ
努力値:252-0-80-140-36-0(4あまり)
技:ドレインキッス、めいそう、トリックルーム、まもる
調整:C無振りメガゲンガーのヘド爆耐え
D+1のH4振りジャラを確定2発
ジャラランガをメタるだけの存在。ジャラがいない場合は選出しない。
ジャラランガ入りのパーティは主にゲンガエン(S130)、ハッサム(先制技持ち)と、フェアリー単体では対策しにくいことから特性ヒーリングシフトを唯一有するので採用された。スカーフテテフはバンギにスカーフを持たせる以上採用できなかった。ビビリ珠テテフはわりかしいけそう(今更)
しかしあまりにジャラランガに出くわさないためにのちにコケコに変更することになった…悲しいかな。
カプ・コケコ
性格:おくびょう @デンキZ
努力値:0-0-0-252-4-252
技:10まんボルト、マジカルシャイン、ボルトチェンジ、まもる
グロスカグヤ+雨という並びが重すぎたので途中で採用した…のにキュワワー入りよりレートが低くなるという事件が発生した(100落ちた)。
選出
基本選出
先発
後発
対ガルーラにはジャローダを入れる場合あり
対雨
先発
後発@1
先発
後発@1
相手のメガシンカ後にバンギ出しからアクジェや雪崩でリザードンを仕留める。
天候が変わるためドリュはなくてもよい。
対滅び
先発
後発
キュワワーにすべてがかかっている。コケコの場合は同速勝ち以外は負け。
対トリル
先発
後発@1
戦績
キュワワー入りで50戦くらいしてレート1510くらいから最高レート1813達成。
カプ・コケコを入れたとたんにジャローダのリフスト5連外しで17台まで落ちた…呪いか??しかしよく見ると岩雪崩、大文字と命中不安技が多いので仕方がない部分もあるかもしれない。
11月10日開催のビエラ杯ではコケコ入りでレート1614で11位だった。7世代の締めくくりにはそこそこいい順位じゃないでしょうか。
おわりに
7世代最後の構築がキュワワーになるとは思わなかった…
8世代はリアルの都合上前半はお休みしますが気が乗った時に更新できたらなと。
少ししたら7世代のまとめと題して構築載せたりいろいろします。
ではまた。