ポケモンSWSH/S2ダブル/持久戦型サダイジーナ
並びが完全にジガルタル。
はじめに
新年1発目、ダブルバトルシーズン2の構築になります。
瞬間最高ランク9位を取りましたが、以降20位帯をふらついてサダイジャに飽きたのでここに供養しときます。
構築経緯
シーズン2ということでキョダイマックスが使いたい!
→サダイジャとマルヤクデのキョダイマックス技のバインド効果が強力?
→タイプと物理耐久があるサダイジャを使ってみることに。
サダイジャはジガルデに似ているのでジガルタルっぽくしてみたら強そう。
ジガルタル…7世代のGSウルトラルールにおいて、ジガルデとイベルタルを使った、交換封じと能力ダウンと毒で攻める構築。ちょくちょくレンタルパーティを借りていた。
サダイジャがジガルデだとして、ガラルに存在する一番イベルタルっぽいポケモンとしてバルジーナは必須。ガオガエンの担っていたデバフ役にウインディ、水の一貫があるために呼び水でタイプが優秀なトリトドン、サダイジャの苦手とする浮いている相手に鉄球を先制で渡せるオーロンゲ、雨対策としてヌメルゴンを入れてパーティが完成。
パーティ
個別紹介
サダイジャ
特性:すなはき 性格:しんちょう @たべのこし
努力値:236-4-4-0-252-12
技:10まんばりき、アイアンヘッド、ちいさくなる、まもる
調整:無振りバタフリー確定1発、無振りエルフーンはダイスチル+砂2回で倒せる、S半減エンニュート抜き
ガラルジガルデ。サウザンウェーブが剣盾で強化された。
Aを上げても相手の威嚇とダイスチルと鬼火で効果が半減するので努力値はAに割かず、むしろ足りないDに回したところ、微妙にBが不足したのでダイマックス技でBの上がる鋼技であるアイアンヘッドを採用。全体的に通りの良いフェアリー対策にもなる。
特性を定数ダメージを稼げるすなはきにしたところ、砂と残飯で最後の勝ち筋としてTODができるかもしれないと考えついたので、補助技にはちいさくなるが入った。
耐久に振るとダイマックスのHP増加と合わせて等倍では倒されにくく、長く場に残ることから効用の高いたべのこしを持たせた。
基本的に先発でダイマックスして相手の交代を防ぎ、かつ居座って仲間の壁となる。
特性:ぼうじん 性格:のんき @イアのみ
努力値:252-0-252-4-0(S個体値31)
技:イカサマ、バークアウト、どくどく、はねやすめ
調整:Sサダイジャ抜かれのための下降補正
地面エスパー悪戯心を無効化できる優秀なタイプに加え、剣の舞や腹太鼓に刺さるイカサマが使える点でバンドリやカビゴン、数少ないどくどく使いのためドサイドン、バンバドロ、ミロカロスに有利に動ける。足りない分の防御はサダイジャのダイスチルでカバーする。
Sをサダイジャより下げたのは、サダイジャで相手を倒せるときにバークアウトの威力を上げたり、この指とまれを使われた時にサダイジャの攻撃で倒した後にどくどくを使えるから。
物理型を相手にする以上特殊方面に弱いためバークアウトで補っているが、イベルタルのバクアと比べると威力が悲しすぎる…
特性:いかく 性格:おくびょう @マゴのみ
努力値:252-0-92-0-0-164
技:かえんほうしゃ、バークアウト、おにび、まもる
調整:S準速96族抜き
ガラルガオガエン。本家より憎たらしくはない。
威嚇、鬼火、バクアなど、デバフ性能の高さを評価して採用した。
HSだと耐久に心もとないが、ミミッキュや最速ドリュウズ、ギャラドスに先制して鬼火を打つ場面があるので致し方ない配分となった。
攻撃技は反動で耐久の低下を避けるために特殊技のうち、フェアリーへの耐性を維持できる命中安定の火炎放射。基本選出でアーマーガアとナットレイを倒せるのがウインディしかいないため、ガオガエン枠のくせに一番大切に扱わなければならない。
特性:よびみず 性格:ひかえめ @ウイのみ
努力値:252-0-252-4-0-0
技:しおみず、だいちのちから、じこさいせい、まもる
調整:物理が多いのでHB、絶妙に火力が足りなかったためC補正
ガラルトリトドン(なぜか東フォルムしかない…)。
キョダイサジン+砂毒火傷のダメージ蓄積を進めるための受けを担当する。バルジーナはできる限り攻撃(と毒)の回数を増やしたいが、トリトドンは専ら自己再生とまもるで回していく。
味方のラスト1体になるケースもあるため、攻撃技は飛行、水無効で詰まないようにかつ火力のあるタイプ一致技を2つ採用。ゲーム後半になると定数ダメージで半分以上削れること、毒状態にすべき相手を誤って火傷させないように水技は塩水にした。
オーロンゲ
性格:しんちょう @くろいてっきゅう
努力値:252-0-4-0-252-0
技:ふいうち、ソウルクラッシュ、ちょうはつ、トリック
調整:サザンドラニンフィアエルフキッスを相手取るためにHD振り
ガラルガオガエン(悪タイプ方面)。プロレスにいそうな体形をしている。
サダイジャがいると飛行&ふゆうが2体並べられるが、黒い鉄球をトリックすることでキョダイサジンを発動させることができる。
上記の4体ではダイマックスサザンドラが止められないので、4倍弱点を突けて火力を減衰するソウルクラッシュ、定数ダメージで微妙にHPが残る相手が多かったので不意打ちを採用した。電磁波は挑発や壁と選択になるが、袋叩きの回数を減らしたり、S操作が複数回必要な場合がみられたのでこちらを優先した。
特性:うるおいボディ 性格:れいせい @じゃくてんほけん
努力値:252-0-4-252-0-0(S個体値31)
技:りゅうせいぐん、かえんほうしゃ、10まんボルト、ねむる
調整:ジャイロ威力下げのために冷静(SVだが)。
雨受けでドラゴンなのでラプラス枠。
雨パ相手に選出し、サダイジャに代わってダイマックスする。
主力となる竜技に加え、ペリッパーと後続のカマスジョーを倒すために電気技、ナットレイを焼く&天候操作を兼ねた炎技は必要で、もし天候が雨のまま(塗り替えられる)場合に良さそうなねむるを採用した。結局1度も眠らなかったがダイウォールが使えるのでまあよし。
持ち物はルンパッパのダイアイスを利用できる弱点保険だが、返しのダイドラグーンでルンパは落とせないことに注意。
選出と立ち回り
基本選出
+
先発にサダイジャを出し、キョダイサジンで交代を封じた後は他3体のうち相性のいいものを当てて耐久戦をする。砂と砂塵は最低で4ターンかけて12/16削れるが、相手のダイマックスと木の実を考慮するとデバフとタイプによる受けによる時間稼ぎも必要になる。
相手の先発2体のうち、火力のないサポート役はすぐ倒さず残す。後発2体が1度に出るとデバフが間に合わずに押し負ける可能性がある。
もし後発が予測でき、2体とも物理(特殊)型で共通している(威嚇やバクアが有効)場合や本来残すべきサポート役が後続とのシナジーがある場合は両方倒しても構わない。
浮遊2体以上
+@2
オーロンゲをサダイジャと並べ、鉄球トリック+キョダイサジンで交代を封じる。トリック前はオーロンゲの素早さが低いかつオーロンゲに変化技が少ないことから、初手になるべく早くトリックをしないとうまく動けず倒される危険がある。
対雨(ペリルンパ)
+@1
オーロンゲでペリッパーにトリックをしてSをそぎつつタスキを奪い、ダイサンダーで倒す。ルンパッパがダイアイスでヌメルゴンを削ったなら次に電磁波でSを下げてからダイドラグーンでダメージを与える。
雑感
・パーティとして程よく動くようになった
・カジュアルで試運転していたが誰もトリトドンの特性を理解していない
エラガミを連発されて困った。
・ターン終了時のエフェクトが多すぎる
砂ダメ3回+砂塵2回+残飯1回+火傷毒2回+GF3回=11回(1分超)が平然と発生するのでTODが起こりやすい。
ちなみにTODで試合終了するタイミングは技選択の終了時なので間違えないように注意すべし。
・キョダイバタフリーが重いものの比較的多いカビゴンに強い
・相手のオーロンゲが全く辛くない
サダイジャ、バルジーナ、トリトドンに有効打がないため。
おわりに
今シーズンはもうあまり潜りませんが(始まって3日目...)次はジャラランガに注目して構築を組んでいきたいなと。
お疲れさまでした。